漫画で蘇る 星の王子さま [本]
たまにはこんなのもいいかしら。
本というか、こちらはコミックなんですけどね。
dandelionがこの本に出逢ったのは、高校生の頃です。
というか、卒業してからちゃんと読もうと思ったのでした。
きっかけは、高校のときの卒業アルバム。
先生が寄せ書きをしてくれているのですが、今の私と同じくらいか、もう少し下の女の先生2人から贈られた言葉が、ときどき今も蘇ります。
その中の一つが、あまりにも有名すぎる言葉ですが、
「かんじんなものは、目に見えないんだよ」
という、「星の王子さま」のキツネの台詞。
フランス語はさすがにさっぱりなので、英語訳の本まで買って読みました。
もうね~、何度泣いたことか(笑)。
↑の言葉ばっかりクローズアップされていますが、ラストが大号泣で。
5億の星。
こんなふうにものごとを捉えられたら、世の中に争いなんてなくなると思うけどなあ・・・。
そんな作者は、戦争に参加していたんですよね。
どんな気持ちで戦地に向かっていたんだろうと、この本を読むたびいつも思うのです。
(積極的な戦闘には参加していなかったようですが。だから、空を飛びたかっただけなのかなあとか、星に近づきたかったのかなあ、とか、いろいろ想いを馳せる訳ですが・・・)
ダイジェスト版というか、入門としては非常に読みやすいです。
若干ぶさいくなキツネが可愛すぎます。
いくつになっても、この純粋な王子さまの気持ちに共感していたいと思います。
けして未練があるわけでなく、純粋に気に入ったからなのですが・・・
昔、私の名前の元と成る「よだかの星」のよだかのようだといわれた人に、
同じくこの物語に出てくる「キツネ」のようだといわれた事があります。
本当は、スナフキンに成りたかったのに。
by night_falcon (2009-08-19 19:28)
night_falcon さん、こんばんは!
もういっこのほうは後ほどコメントしますので。
よだかさんがどういう方か存じ上げないのですけれども、「キツネ」さんだということは、要するに薀蓄がうるさい人って感じ?
いやいや、違うよね。
きっと、意外と甘えっ子で、情に厚くて、正しいことを正しいという信念で真っ直ぐに心に言葉を届けてくれる人、ってことかしら。
お~、なんか素敵な人じゃないですか。
鬼太郎だとこなきじじいかな?と思ったんだけど、あまりにもあまりなんで、これは余談ということでお願いします^^
by dandelion (2009-08-20 01:17)