SSブログ

DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー 1&2・・・② [ゲーム]

☆DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー2 PS2実機 / Shin Megami Tensei: Digital Devil Saga 2

こちらが完結編です。



このゲーム、アトラスというかメガテンシリーズ全般に言えるのですが、まあ主人公が喋りません。
なので、話を進めるのは他の仲間ということになります。
基本的には参謀役のゲイルメインなのですが、そうなると、ゲイルがリーダーっぽくもあり(だが決してリーダーではない)、格好良さが増すんですよね。
サーフ(主人公)がクールな分、対になるヒートがその役割を本来は果たすべきですが、如何せん単細胞すぎてお話にならず・・・(笑)、いや頭はいいんだが沸点が異常に低く、そもそも利害関係が一致しないからサーフ目線が無理かな。

ニルヴァーナ.png
これが世界です。
この世界から脱するためには、ニルヴァーナへ行く必要があります。
特定の場所に行くのに、道を歩いていくのではなく、ワープというか移動はスキップされます。
6つのトライブには各リーダーがおり、彼らを全員倒してカルマ教会に力を示さなければならない。
ニルヴァーナ・・・、楽園に行くために自分たち以外の領地を殲滅させなければならぬとは何とも皮肉。
そして2で、そこが楽園ではないことを思い知る訳ですが。

振り返ると、ゲイルとジェナのやり取りが非常に泣けます。
ゲイル(デイビッド)が、ジェナを道連れにしたところ・・・。
泣けるシーンは多々ありますが、個人的にはここが好き。
現実世界で、残して逝ったことを後悔したのかな、って。
躊躇いなく悪魔化した腕でお腹を貫くところが、なんとも愛を感じました。(矛盾しているようなことを書いているようですが、ストーリー的にそう)

現実世界では、恐らく信頼と少なからぬ愛情をサーフに抱いていたと思われるアルジラ。
記憶を取り戻した時どう思ったろう。サーフに気持ちを弄ばれてヒートを撃つように仕向けられて。
サーフはフォローしたんだろうか。
アルジラは仲間の中に転生ではなく、ロアルドのところへ行って欲しかったなぁ、、ED。
ヒートは現実世界で狂ったサーフとは一線を画し、セラのことを第一に考える「よい王子」だった訳ですが・・・、堕とされて待ち受けていた人生が逆転していたら、・・・なんか狂ってしまうのは分かる気がする。
元々、理不尽な状況で命を落とした訳だし、それでもサーフに勝ちたいなら、この世界のルールに従って喰らうしかないって考えるかなって。
しかし・・・、最後にサーフとセラが一つになった後、テクノシャーマンの力が通常の人間の力を凌駕するためにサーフの存在がほぼ消えてしまったので、結局はヒートのほうが自分を全うできたのではないかと思ってしまう。

情報が循環して、過去に生きた人の思いを継いで生きるのって辛いだろうな。
例え自分自身であっても、他人であっても。いや、、それは他人と言えるのかどうか・・・。
EDは、今ならしっくりくるかなと思いました。
散々苦労したんだもの、「次」は幸せに暮らして欲しいですね。。





nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。