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Endless SHOCK 09/03/03 13:00~ [観劇・コンサート]

結局前日バタバタしてしまい、フル残業してお休みいただいて行ってきました。
思い残すことはないので、怒涛の3月は自分なりの「show must go on」で頑張って生(行)きたいと思います。

以下、勝手な感想です。

昨年、行かないと決めた後で後悔したのが、「ヤラ」。
彼のダンスがすんごい好きで(気がつくと自分も踊りたくなるような感じ)、ライバルポジに昇格したと知って、「にょ~!!」と一人悶絶していた日が懐かしい。
DVDで鑑賞したものの物足りず、やっぱ生だよな~と思っていたら、奇跡的に初めて自分名義で当たりまして。
今回で、参加自体は3回目です。
なので、どこがどう変わったとかわかりませんので、全体の客観的な感想いかせていただきます。

今回、まず心を鷲掴みにされたのが、ウエクサオーナー。
あの人、なんであんなに輝いてるんでしょうね。存在感が違う。
主役のコウイチは当然のこととして、あれだけのパワー、オーラが放てるのは、さすがです。

彼が加わったことで、物語の方向性が大きく変わったように思いました。
それまで、オーナーは同世代だったので、オーナーごとカンパニーを牽引していた、牽引せざるを得なかった(きっとそうすることでしかまとめられないと思っていた)、コウイチでしたが、オーナーがでん!と構えてくれているおかげで、必要以上にかかっていた負荷がなくなり、年相応の青年になりました。
ヤラと1、2を争うという、役者としての関係が、よりリアルになったように思います。
(ストーリー上、ヤラは「いつもコウイチに勝てない」と云ってましたが、雰囲気としては、ヤラのほうが技術的にはいいものをもってる部分もあるけど、コウイチにしか持ってない決定的に違う何かがあるからそう感じている、といったところかな・・・と個人的にはそういう印象を受けました)

そして、「周りが見えなくなったら、おしまいだぞ」。
この台詞をオーナーが、ヤラに向かって言い放つコウイチに、さらに被せて諭すのが、「おっとな~!」って感じで。いやあ、茶化して言うとそうなりますがなんというか、これで、崩れたんですよ。
コウイチ神話が。
完璧で、やることなすこと全てが正しい、Off- theaterでは神様みたいな存在だった彼が、一人の人間になったのが、今回の物語かなと。
コウイチもまた人間で、完璧なんかじゃなくて、だけどそうすることでしか、自分を示すことができなかったっていう。その不器用さが今回、節々に滲んでいたように思います。
(ただ、オーナーの娘っていう構図のせいか、リカがいつも以上に刺身のツマ扱いだったのが可哀想だった。リカ自身は笑顔がとってもチャーミングでダンスも上手だったし、これからも舞台で活躍できそう)

一番変わったと思ったのは、オーナーの「疲れたら、休んでいいんだ。迷ったら、立ち止まって振り返ったっていいんだ」(←一部台詞に間違いがあったらごめんなさい)って一言。
・・・dandelionは、これに全部もってかれましたね。
この舞台を見ていて、これまで、最後にコウイチが言う台詞だけでは、イマイチ納得できなかったdandelionでしたので。
いつも、「でもさ?」って思ってたことだったから。
そう、そうなんだよ!って、オーナーと手を取り合いたかった(笑)。
仲間がいてくれたから走ってこれた、ってだけじゃない、貴方自身だって走り続ける必要なかったじゃない、って。たまには仲間に助けられて、少し休んでもよかったんじゃないって。でも、完璧主義者だからできなかったんだよね。若いコウイチにはそれしか選べなかったのかな(注*あくまでも、ストーリー上の疑問)。
あまりにも不覚すぎて、泣いちゃったじゃないのさ。
これで、コウイチは、本当の意味で救われたんじゃないかなと、そう感じました。
心から、理解してくれる人が、ずっと傍にいてくれていたんだよ。
それって、とっても幸せなことだと思いませんか?
でも、それにもう少し早く気づいていたら。
それが、コウイチの良さでもあったけど、孤高であるがゆえの脆さでもあったのかもしれない。


「In The Cemetery」のダンスと、「Why Don't You Dance With Me?」はやっぱり格別。
ホントに格好いい。才能あるよなあ。
「夜の海」にまた涙し。
なんででしょうねー。あれはズルいです。

タップ好きとしては、中盤のヤラのタップがもう、たまんなかったです。
かっこよすぎ。ホント、好き。
あと、マスクのときの、観音様みたいなダンス。
手の動きがまさに神業。しばし見とれてしまいました。
生はやっぱりいいわ。迫力が違う。
彼のダンスは人の心を救えると思う(真剣)。
歌声も素敵ですね。彼、理想的な声優ボイスだと思うので、是非そちらにも参加していただきたく^^。
DVD観ようっと。。。
あー、ヤバイ。彼のダンスに完全に虜になってしまいました・・・。


コウイチは、もう、キラキラしていて、いうことないですが、どこだかでオーナーのアドリブにめっちゃ笑ってて「笑いすぎ!」って逆に怒られてたのがツボでした。
あと、リカがタイミングがわからずずっと後ろから抱きしめてたら、「いい加減離せよ」みたいな、最高に冷酷な言葉を放っていたのですが、あれは台詞ですか?
傷つくだろうな、あれアドリブだったら。

細かいこと書こうと思いましたが、濁るのでこの辺で。


勝手に舞台品評をさせていただくとすれば、生オケはやっぱりいい!てゆうか生じゃないと!
あと、一つマイナスな点をいわせていただきますと、出演者数が多すぎじゃないかなあと思います。
集団で固まって同じ歌を歌うのはミュージカルの常套手段ですが、人数が多少、すくなくても、舞台全体に広がる空気・覆う空気を出すことはできると思うので、あれは勿体無い。
一人一人が本来放つことができるパワーを減らしちゃっている気がしました。
あれだけいっぱい出るのは、最後だけで十分かと。

それと、dandelion的には、これで一応の完成系をみたような気がするので(演出ではなく、ストーリー的に)、もちろん今後続けるも続けないもこーちゃん次第ですし、それはこーちゃんが決めればいいと思いますが。
dandelionは、是非、新しい舞台にも(可能であれば並行して)挑戦していってもらいたいなと。
ストレートプレイでもミュージカルでもいいけど、演出とか脚本とか、一流のプロに委ねて。
たくさんいらっしゃるじゃないですか。著名な方が。
ジャニーズでもたくさんの人が参加しているし。
まだこーちゃんも若いと云える年齢だし、今のうちに外の空気をたくさん取り入れて(勉強して)、またHOMEで活躍してほしいなと、なんだかそんな風に思いました。
個人的には、非常にストレートプレイが観たいでございます。
スルースとかね(ほぼ2人芝居)。ファンには受けないと思うけど、ああいうのが観たい。
ミュージカルであれば、もーちょっとコメディで、笑顔いっぱいの舞台。
いやあ、こーちゃんは才能あるから、いろいろやったほうがいいと思うんですけどねえ。事務所的に考えてないのかしら・・・。勿体無くて、なんか歯痒いです。


・・・というわけで、実はこれ、下北沢のネカフェで、前述の観劇前に投稿したものです。
へっへっへ。
さすがにメモ帳という訳にはいかななったので、忘れないうちに。

それでは、楽園に行ってきまーす!
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