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深海 (アーティスト: Mr.Children) [Mr.Children]


深海

深海

  • アーティスト: Mr.Children,Mr.Children,桜井和寿,小林武史
  • 出版社/メーカー: トイズファクトリー
  • 発売日: 1996/06/24
  • メディア: CD




5枚目のアルバム。
dandelionが発売日に初めて買ったアルバムです。
思い入れがあるためか、ちょい長くなりました・・・。

①Dive
インストゥルメンタル。

②シーラカンス
これも大好き。当時はもっと好きでした。
「とは言え君が この現代に渦巻く
メガやビッドの海を泳いでいたとしてもだ
それが何だっていうのか 何の意味も何の価値もないさ」
この歌詞のように何の価値もないと思う一方、価値云々じゃなくて生きてるってだけで素晴らしいとも思う日々。
「例え踏み外しても結局楽しんだ人が勝者です」(by「アンダーシャツ」より)
ってのが、まあ何はともあれ、最終的に思うことかなあ、というのが今の感想かな(踏み外してるかどうかわからないけど/笑)。
ただこのアルバム全体を通して言えるのですが、前者の想いが強くて、ポジティブなときに聴いてもあんまりグッとこないかもしれない。
主に20代前半、答えを探してるとき、トリガーになった曲の一つです。

③手紙
あ、これ、優しさの強い歌かも。
未練がましいというのは簡単だけど、それだけでもない想いが滲み出ている気がします。
こんなシチュエーションになったことはありませんが、なんか想像しただけで泣けました。

④ありふれたLove Story ~男女問題はいつも面倒だ~
なーんか妙に好きでしたねえ。
オトナの恋愛だ!と思って憧れてたことも(笑)。
しかも、あっさり最後別れちゃって。
一つの曲で、恋の始まりから終わりまでを歌うというのは珍しいですよね。
ライブのときの映像がお気に入りでした。

⑤Mirror
短い曲ですが人気の高い曲でした。今はどうなんだろう?
「ありふれて使い古した言葉」である「Love・・・」と繰り返すより、同じメロディの「夢に架かる虹の橋 希望の光の矢 愛を包むオーロラのカーテン」のほうがよっぽど「愛」を例えていて素敵だなあと思います。
きっと、アパートの2階の窓から、アコギを手に、通りを眺めてボロ~ンて感じで歌ってるんだろうなあ、という勝手なイメージです。
オレンジ(夕日の色)って感じ。
温かくて、どこか優しい。

⑥Making Songs
インストゥルメンタル・・・かな。
「タイムマシーンに乗って」のメロディらしきものが収録されています。
序盤の悲鳴とか、なんか楽しそうでとにかく笑っちゃう。好き。

⑦名もなき詩
シングル編で書きます。

⑧So Let's Get Truth
いろんな意味で衝撃的でしたが、このアルバムに入っていたから、少しは和らいだかも。
未だに日本の情勢が変わってないのが・・・、何とも皮肉ですね。

⑨臨時ニュース
インストゥルメンタル。
「・・・繰り返し、臨時ニュースをお知らせいたします。」
ここから「マシンガンをぶっ放せ」に繋がる訳ですが。たまんない繋がりです。
ライブがよかった。ものすごくよかった。
dandelionが思う、ミスチルのよさって、ただ愛とか夢とか歌ってるだけじゃなくて、社会風刺とか、欲望とか、一人の人間としてリアルに思うことを全て歌っているのが好きなんですよね。うんうん。

⑩マシンガンをぶっ放せ
シングル編で書きます。

⑪ゆりかごのある丘から
インディーズ時代のほうがアップテンポです。
歌詞が大きく違うのは、以下の部分(2番)。個人的には、こっちのほうが生々しくて好きかなあ・・・。
「草原は見る影も無い程荒らされて
鳥達の歌声は聞こえる事も無い
戦争には勝ったけど 何もかも失くなってる
いったい僕は何をしていたのだろう
この僕の訃報を告げる電報を
君の家に放り込んだその足で
もみの木によじ登り 口笛吹いてたら
あのゆりかごが 僕に微笑みかけてる」
結局、「君」を失ったことを受け入れて、「君」が「僕」から離れることへの正当なきっかけを与えてしまうんですね・・・。

⑫虜
どうしようもなく愛してるっていう、狂おしい愛情が届いてくるような歌声。
ラストの「take me to ・・・」の辺りがもう、現実なのか夢なのか分からない世界で何度でも昇華しては失墜していくような、そんな印象を抱きます。世界観が好き。

⑬花 -Mémento-Mori-
シングル編で書きます。

⑭深海
「シーラカンス」と対と言われていたような。
このラストがたまらなく好きで、何度泣いたか分かりません。
ちなみに「シーラカンス」でも泣きました。
このアルバムも、6,7曲は泣いたんじゃないカナー。
泣き過ぎ?
でも悲しいだけの涙じゃないので(感情をとにかく出すための手段)。
たくさんのパワーをもらった、今でも大切な1曲です。

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コメント 2

ゆみころ

こんにちは。
連続コメントですみません(苦笑)
私はこのアルバムでますますミスチルが好きになりました。
このアルバムで、なんかミスチルってアーティストになったって感じがする。
私のまわりにいた「桜井さん大好き!」って言ってるような子はこれを機にミスチルから離れていったし。

ライブでゆりかごのある丘からを聴いて号泣したなあ。
CD聴いて泣いたこと一度もなかったのに。
by ゆみころ (2008-10-19 18:58) 

dandelion

ゆみころさん、こんばんは!
毎日1枚更新してるので、どうぞ連投お構いなく^^。
むしろ有難うございます☆

確かに、このアルバムで、私も周りでもミスチルミスチルって(というより桜井さん、桜井さん、か)言わなくなった気がします。

ライブでの「ゆりかごのある丘から」。
あれですよね、兵士が砂漠を彷徨い、一つずつ、手荷物を捨てて、最後に倒れてしまうという。
私もあれで号泣してから、CD聴いて泣くようになりました。

個人的には、多感な時期(笑)、このアルバムに出逢えて本当によかったなと思っています。
by dandelion (2008-10-19 20:07) 

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