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☆Bird cage ―next― [詩]

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本当は分かってた
僕をここから出してくれる君も
君の世界の中に閉じ込められているんだって
だとしたら
君を助けてあげられるのは きっと僕だけなんだよね?
僕が君を探し出して
僕の手の中にある このぴかぴかの鍵を使うときがくるんだよね?

僕がいる世界
君がいる世界
僕が連れて行きたい世界
君が連れて行ってくれる世界
・・・・・・君を連れて行きたかった世界
どれが本当の世界 正しい世界なんだろう なんて
きっと考えることすら愚かで馬鹿らしいことなんだろう

自由に飛び回る鳥でさえ 本当の自由を持ち合わせてはいない
ならば僕は 自由をと叫ぶより前にすべきことがある
僕がいるこの世界に
どうして今僕がいるのか それにはきっと理由があるから
逃げないで 目を逸らさないで
その理由を探して見つける旅に出よう

そうしたら そのときやっと
君がこのドアを開けてくれる そんな気がするよ

もちろん そのときにはきっと君も
君がいる世界に 今君が存在する理由に気付いているはずだから
もしも君と巡り合ったときには
優しいメロディーでも口ずさみながら
これまでのこと これからのこと いろいろ話そうよ
遠回りしてきたことすら きっと意味があるのだから

どれも素敵で どれも輝いている
綺麗な色で 音で 匂いで 造られている
自由じゃなくても輝いている 力強く輝いている
それら全ての世界を繋ぐ扉の鍵は いつだってたった一つ
君と僕が織り成す愛 形のない鍵
ただそれだけ



---

特に意味なく書きました。
意味が分からないのが正しい読み方です(笑)。

要するに、閉じ込められているのは僕だけじゃなくて、皆籠の中に閉じ込められてるんだってことに気付いた「僕」が、勇気を振り絞って「君」の籠の鍵を使って、「君」を連れ出そうとしているイメージなんですけど。。。

前作の続きなので、一緒に読んでくださいね。

キーワードは、「鍵」という話でした。
2005年につくったものです。
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