TEAM NACS SOLO PROJECT 戸次重幸 一人舞台 ONE

TEAM NACS SOLO PROJECT 戸次重幸 一人舞台 ONE [DVD]

• 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
• メディア: DVD

早速視聴しました。



途中まで結構細かく書いてたのが消えたので、ざっくりと。
これでざっくりなのは・・・、ご愛嬌ってことで（＾＾；。

舞台で、緞帳下りてて、セットや設定の想像ができない場合、最初の人は誰なのかとか、どこから出てくるのかとか、音楽とか、最初のセリフとかが、私にとっては結構大事だったりする訳です。
その辺りは、実にシゲちゃんらしいと言うべきかと＾＾。
小芝居無し！真っ向勝負のストレート！
気持ちいいですね。

入りはよかったものの、その次のシーンが・・・敢えてそうしたんだと思いたいが、その後の15分くらい、結構怠い。ただ、その背景にあるのが、音楽止まった後のこの台詞だ。
旬を過ぎた、電車通いの、舞台あがりの役者（シゲちゃん）が、現場の劇団員に向かって放つ言葉。
「おい、そこの劇団員！・・好きで舞台続けてるだけならな、今すぐやめろ！無駄に年喰って終わるだけだよ。上手くいってな、この世界にあがって来れてもな、そこからよっぽど上手くやらないと！・・俺みたいになるだけだよ。たった一言のセリフのためにな、朝から晩まで待つしかなくなるんだ！（以上引用）」
この瞬間のために前を埋めたんじゃないかと思った（推測に過ぎませんが）。
私はその世界を知らない。
でも、この言葉は、心からの叫びに感じたし、胸に鋭く突き刺さった。

白いスーツにヘアバンドで、スマちゃん（＾＾）。
充電（笑）。
ここはコントシーンかな。
戸次さん的スマホ視点が面白かったです。

場面変わって小説家。
きゃっ、眼鏡（＞＜）。
とか萌えてたら。
・・・ナポリタンを手づかみで彼女の口に突っ込み。
ナイフで己の腕を。
すげー！すげえひゃっはーしてるんすけど。
怖い・・・怖すぎます。
狂気とかね、そういう言葉では表現しきれません。
（テレビじゃ放送禁止になりそう＾＾；）
悪魔と契約しようとした男の話。
一通りの告白を悪魔にしたのち、願いを叶えてくれるかどうか詰め寄るところの表情がヤバい。
オチは予想通りでしたが、顕ちゃんもこういうの得意ですけど、シゲちゃんも負けてないですね。

ん、２分間の休憩・・・（笑）？

呪いを告げる神様？の話。
会場の温め方・・・！！
最後のフォローの仕方が最高でした。

オ○マバーのママ。
シゲちゃんの女装は格別ですな！
ミニスカから伸びた足が綺麗・・・（＞＜）。
ここで、これまでの話が断片的ではありますが繋がりました。
素晴らしい！
ここから、親子関係断絶した父との再会。
マジ泣きしてたな・・・。
泣きながらちゃんと喋れるのって凄いわ。
結局、喪服を着て、お線香あげに行ったってことなんでしょうかね。

タクシーの運転手。
ここで最初の役者から、順番に絡み。
最後のセリフが、めっちゃよかった。
全ては、それに繋がるプロローグだった、みたいな構成で。
じんわり泣きそうになりました。
うん、もうちょっと、頑張ろうかな・・・。

一人芝居で、２時間ちょい。
正直、特に後半は、一人舞台っていう感じじゃなくなってました。
その場に、他に居るように見せる雰囲気があって。
それってすっごいことです・・・。
最初の役者さんが、売れないと云々て言ってましたけど、お芝居好きなら、ダメだって分かってても、結局舞台に立ってしまうんだろうなっていう・・・、何かそういう余韻を感じました。

このお芝居を走り抜けた結果、もうどんなことでもできる、という自信がついたということですが、妙に納得いたしました。
ファン目線じゃなくてね。
仮にファン目線でも私は盲目的じゃないんで、思ったこと書きます。


☆特典ディスク

100の質問。
気になる方は特典ディスクを観て確かめてください。

40歳かぁ・・・。若いともいえるし、年相応ともいえる。
若い頃は、頭の回転が速くて（チームには大泉さんという怪物がいますが）、年上だけど残念感いっぱいでおこちゃまで、格好よさとのギャップがいい！って感じでファンでしたが、最近はもっと人としていいなあと思っています。
座右の銘が私と一緒だった（やらぬ後悔よりやる後悔）！
男としての点数高すぎだろオイ（笑）！
「案外大人ですね」（爆笑）　←こういうところが好き。
フェチ逃げた。
くよくよしない！　←大事！！
ONEで好きなキャラは辻村（タクシーの運転手）。
トンビ！
全身西洋の鎧。
とつぎくん。
えー、全身！　←
あの頃あーだった自分を殴る。
世界の格好いい基準を俺にしてくれ。
NACSに出会ったこと。
アキラはとにかく寝ようとする（笑）。

あのねえ、画面の右にずーっといる怖い霊は何かと思ったら。
カツシゲさんが（汗）。

休憩ナレーション集。
いい声してるよなぁ。

40分くらいのドキュメント。
これは観た人のお楽しみってことで。
飲みながらで、ご陽気でいいですよ＾＾。


面白かったです。
シゲちゃんの、一人芝居についての話。
顕ちゃんへの嫉妬とは、これ如何に（笑）。
ぶっちゃけ、小説読んで、・・・これを舞台化って厳しくないか？と思ったもんだが・・・（何せ申し訳ないが個人的に小説自体趣味じゃなかった）、カツシゲさんの存在が大きかったのかな。
シゲちゃん自身が、絶大な信頼を預けているのが伝わってきたし、脚本素晴らしかったです。

生で観れなかったのは残念だけど、こうして形に残してくれたのは嬉しい限り。
子残念なら、特典ディスクだけでも買う価値あるんじゃないでしょうか。
最近の素に近いシゲちゃん見れてよかったな＾＾。