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ヴァムピール特別編 KING AND BARON+(2) (作者: 樹 なつみさん) [マンガ]


ヴァムピール特別編 KING AND BARON+(2) (アフタヌーンKC)

ヴァムピール特別編 KING AND BARON+(2) (アフタヌーンKC)

  • 作者: 樹 なつみ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/02/21
  • メディア: コミック



実際にあった事件をモチーフにしたフィクションです。
今回は表紙の通り、アシュレイ卿がメインですね。




実に耽美です。
しかも今回のアシュレイ、無敵。
そしてバロンが、正直本編でどういう存在だったか忘れてしまった(爆)。

車と辻馬車が混在する時代。
あの前後が一番、時代背景としては好きかなぁ。
こちらの作品は、まだ車が登場する前の話ですけどね。

昔は今よりも捜査の手法が限られていたから、多くの犠牲者を出してしまった事件も少なくなかったのかなぁ。情報も広がりにくいですし、ムラ社会の仕組みも多かったろうし。
憧れはあるけれど、その時代に生まれたかったかというと、それはないですね。。

個人的には2話目のが好き。
マリーの、毒入りのワインをアシュレイに飲ませて全てを知ったときの涙から、最後の微笑みまでの流れに、思わずグッときてしまいました。
1巻でもありましたが、そうなった上で、身を委ねる(運命を受け入れる)という辺りの描写が非常に好きです。
暴力的じゃない分、女って怖い(^^;。
そして人間って、哀しい。
でもそれを、美しいと感じる感性もあるんでしょうかね・・・、「モンスター」の世界では。




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