SSブログ

いばらの冠 1 (作者: 神尾 葉子さん) [マンガ]


いばらの冠 1 (マーガレットコミックス)

いばらの冠 1 (マーガレットコミックス)

  • 作者: 神尾 葉子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2013/10/25
  • メディア: コミック



花男の著者の方の作品です。
久々に手に取りました。



さて、ここから先は、どこまで本気で、どこまで虚構かも含めて自己責任でお読みくださいまし。

この冒頭の入り方大好き。
「子供の頃から勇者が嫌いだった」
「倒されてほろびゆく魔王とか みにくいモンスターに心を動かされていた」

そこまででもないけど・・・、私は、戦隊モノならレッドよりブルーやブラックが気になるタイプ。
辞書を読むのは今でも好きですが、子供の頃によく読んでた辞書(辞典)は、悪魔辞典やら妖怪大辞典(笑)。児童書では飽き足らず、図書館に行って大人用の本を読んだりしていました。
その流れでギリシア神話も読んでました。星矢が流行ったのもきっかけの一つかな。
幼心ながら、神様より、悪魔のほうがよっぽど信用できると思った。
(ここに私のトラウマがあったんですが、具体的なことは伏せておきます)

日本の神様のことは殆ど知らなかったけど、日本の妖怪は殆ど覚えた。
(といって、鬼太郎が好きだった訳でもない)
天使には全く興味を示さなかったけど、ソロモン72柱に激しく興味を示し、本気で魔法陣で悪魔を召喚してみようと思った中学生の頃(笑)。
タロットとか、およそ謎めいたものに片っ端から手を出していました。
幽霊なんかもそう。怖いの大嫌いなのに、好奇心に勝てなくて、よく怪奇特集とか見てました。
(最近、とんとやらなくなりましたね・・・)
私は何に、憧れていたんだろうか・・・。病んでたな、それだけは間違いない(^^;。

その結果、同じような趣味を持つ同級生を発見。類は友を呼ぶとはよく言ったもんだ。
意気投合して、その人のお勧めで真・女神転生シリーズに出会い、悪魔絵師に出会い、インド神話や北欧神話を読み、最後に日本神話に興味を示し、今に至る訳でありんす。
長い道のりでした。

悪魔とか天使とか、神様とか、括りは私の中ではあんまり無くて。
「想像上の生命体」。それだけで無数に存在しますからね。
イラストから膨らませたり、文字の描写だけで妄想する。それだけでも楽しくって仕方ないです。

今の私が感想を述べるとするならば、この漫画と同じです。
どんな神様より、悪魔より、人間のほうがよっぽど怖い。
ちなみに、先日の大分で、私は比売大神(と豊受大神)については一目おかせていただくことにしました。
一度挫折したけど、また古事記と日本書紀読んでみようかな。

おっと、話がめちゃくちゃ脱線しましたが、このコミック。
個人的に、今までに無いタイプのストーリーですね。
のばらちゃんが、とても魅力的に描かれています。
そして、彼女に付きまとう悪魔が。
結局、カテゴリで善悪ではなく、その人(悪魔)が、本当に悪い奴なのか、いい奴なのかってのは、主観でしかないですからねぇ。
この作者さんは、意外と善悪をはっきり描かないのが好きです。
いいところもあれば悪いところもあるっていうか・・・、枠にハメない登場人物の設定が魅力的。

ヒロインより、今はヒーロー?の悪魔が物凄く気になります^^。
コミックに登場する悪魔で一番好きなのは、「デーモン聖典」のK2です。
あれ以上に魅力的な悪魔はなかなか出てこないだろうなぁ・・・。




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:コミック

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。