天の花嫁 (作者: 蜜樹 みこさん)

天の花嫁 (少コミフラワーコミックス)

• 作者: 蜜樹 みこ
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2013/10/25
• メディア: コミック

表紙が綺麗だったので買ってみました。



原作があるみたいですね。
1巻完結で読みやすかったです。
珍しく、男性側のほうが献身的というか、自己犠牲度が高い。
普段、女性が歯を食いしばって頑張って生きてる話ばっかり読んでるから、拍子抜けといえばそうかもしれない。
ま、でも面白かったっす。割り切って読めば、きゅんきゅんします（笑）。

これ読んだら、ギリシア神話の、エロスとプシュケの話を思い出しました。
話が似てるって訳でもないんですが、まぁ神様と人間の恋っていう意味で。
（プシュケはそれはもう苦労人ですよ。）
私、この話大好きなの。
小学生の頃から、多分ずっと好き＾＾。

親が読んでいた、大人用のギリシア神話の本を、親の居ぬ間にこっそり盗み読みして、一人でドキドキしてた記憶があります・・・。
イラストも、ね、ほら、デッサン風だったから妙にリアルっぽくて、想像力を生むには持って来いでした（大人向けだったから描写が生々しかった）。
うーん、何処からどう見ても、恐らくませた子どもでしたね。
物凄い短編ではあるけど、膨らまそうと思えばいろんなエピソードが増やせそうだし、個人的には最高のラブストーリーだと思ってます。

小学生の頃は、学校の図書室にあった本をほとんど全部読んでしまって、読む本がなかったから、家にあった大人の本を読み漁っては怒られてました・・・。暗闇でこっそり盗み読みしてたから、おまけに目まで悪くしちゃいました。
「車輪の下」とか「カラマーゾフの兄弟」とか、全く意味分からぬまま文字だけ追ってたなぁ。山村美沙さんの本は結構楽しく読んでましたね（笑）。
何でそんなに本が好きだったんだろうなぁ。
今は手に取ろうとも思わない（＾＾；。単純に、本を読む時間が無いだけでして、嫌いになった訳ではないんすが。

当面は、新しい本というより、家にある、読みかけの本を終わらせたいのですが、・・・もう一から読み直さないとちんぷんかんぷんだし、・・・時間・・・時間・・・orz。