ルパン、最後の恋 〔ハヤカワ・ミステリ1863〕 [本]
ルパン、最後の恋 〔ハヤカワ・ミステリ1863〕 (ハヤカワ・ミステリ 1863)
- 作者: モーリス・ルブラン
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2012/09/07
- メディア: 新書
やっと読みました。
「最後の恋」って言えば、どなたかがドラマをやっていたような(・・?
あとがきに書いてあるように、まだまだ推敲途中といった感は否めません。
やはり40歳っていう設定は、時系列的に無理があると思いますので、ルパン自身がサバを読んでいたのかどうなのか(^^;
40歳・・・あら、冒頭のどなたかと同い年ですね(^^)。
他にも息子とか娘がいたと思いますが、いやはや、何人子どもがいるんだか。
そして何より冒険活劇というよりは、ストーリーの骨子部分だけを追いかけているので、いつものワクワクした気持ちはあんまりだったかなぁ。
敵役もルパンに相応しい相手とは思えなかったし。
もう1,2箇所で対決シーンが欲しかったです。
きっと完全版であったなら、そうなっていたであろうと想定しながら、行間どころか章の間の出来事を妄想しつつ読んでいくともっと楽しめるかも。
ルパンなんだけどパラレル小説のようでした。
とはいえいつだってルパンは格好いいのです。
嗚呼、これ完全版で読みたかったなぁ・・・。
でもこの年になって、未発表作品が読めるって、幸せなことです(*^-^*)。
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